産業廃棄物収集運搬業の許可申請は、都道府県及び市によって、さまざまなローカルルールがあります。

申請先によって、考慮すべき内容が色々変わるんです。

 

たとえば、東京都や茨城県に申請するということであれば、私は真っ先に申請の予約について考えます。

東京都や茨城県では、申請は予約制であり、この予約が大変込み合ってます。

私はまず、許可がいつまでに必要なのかをお客様に確認することにしています。

 

愛知県や岐阜県に申請するのであれば、私は会社の決算書をまず確認します。

決算書の内容によっては、中小企業診断士が作成する経営診断書が必要になるからです。

経営診断書も、産業廃棄物のことが分かっていない人が作ると変なものになっていることが時々あります。

「この計画は違法ですね」という笑えない笑い話も聞いたことがあります。

 

滋賀県や香川県では収集運搬業許可であっても、事前協議が先に必要になります。

一部、新規でも郵送請求が認められる自治体もあります。

 

産業廃棄物収集運搬業許可申請のローカルルールは、他にもたくさんあります。

しかし、複数の自治体の許可を取得しないといけない業者も多く、

皆さん、ローカルルールに苦しめられているようです。

 

当事務所では、産廃業のローカルルールをデータベース化して把握しています。

もちろん、全てのルールを把握しきることは不可能ですが…

日本中どこの申請でも、対応可能です。

 

河野