このブログでは、「産業廃棄物処理業のことを書くように」と事務所のウェブ担当者から言われています。
なので、産業廃棄物のことや、収集運搬業のこと、許可や書類や手続きのことを中心に書いてきましたが、たまには自己紹介的な文章を書いてみます。
私(河野)は、九州は大分で生まれまして、福岡を経て、縁あって今の広島にやってきました。
行政書士として開業したのが2003年。
当時、23歳でした。
今は、産業廃棄物処理業を専門にしていますが、開業当初は風俗営業の許可申請をやっていました。
広島には、流川・薬研堀という歓楽街があります。
西日本では、福岡の中洲に次ぎ、熊本や小倉の歓楽街と互角以上の規模の、広島が誇る夜の街です。
この街で、夜の世界の方々を相手に、仕事をしてきました。
2003年~2006年くらいまでは、風俗営業は賑わっており、それなりに魅力的な仕事の場所でした。
しかし、2007年以降、流川・薬研堀も下火になり、このままでは行政書士事務所としての経営も難しくなるだろうな、と考えました。
元来、器用な正確でないので、なにか一つのことに集中してやろうと思い、飛び込んだのが産業廃棄物の世界でした。
行政書士としてみた風俗営業の市場は、競合の数が非常に少ない寡占状態でした。
これは、特殊な人間関係が影響していることもあり、容易に市場参入できないことが要因です。
次に飛び込む産業廃棄物の世界は、そいう世界ではありませんでした。
なので、この段階で、事前に計画を練り、10年後を予想して新事業をスタートさせました。
今、産業廃棄物処理業の専門家として、7年目。
順風満帆とはいいませんが、産廃業許可申請を手掛けた決断は、大成功だったなと思っています。
他社の参入障壁が他人任せであった風俗営業の世界とは違って、
自分の手で、他社の参入障壁を作れるという面白さも、行政書士としての産廃業許可手続には感じています。
(河野)