今日は、当事務所の自己紹介的な文章を書いてみます。

 

今月で、当事務所の求人もやっと一段落しました。(実はまだ、夜勤務を募集中)

このたび、2名の従業員を増やし、産業廃棄物処理業務を専門的に扱う行政書士部門で、

代表者含め11名の体制。(2016年10月現在)

産業廃棄物処理業の許認可で11名の規模の事務所というのは、

国内に数ある行政書士事務所の中でも、おそらくは存在しないと思います。

(もしあったら私の間違いを指摘してください)

 

これだけの人数で産廃業許可申請書類を作っているわけですが、

皆が皆、書類作成に取り掛かっているというわけではありません。

 

いわゆる補助者として書類作成をしているのは、約半数。

一日中、顧客と電話等でやり取りを繰り返しながら、

申請書類を仕上げていきます。

当事務所の職員は、誰もが年間100件ペースで収集運搬業の許可申請書類を作成しています。

特別管理産業廃棄物は、特定有害物質からPCBまですべて、ここの補助者が担当しています。

 

残りの従業員は何をやってるのかといいますと、

一部の従業員は「施設系」などと呼ばれる産業廃棄物処分業、及び積替保管施設の許可を担当しています。

当事務所の処分業は日本全国の手続きを請けていますので、

この担当になった従業員は、全国出張することになります。

処分や積替保管は、業務に携わる期間も長期に及びますので、

肉体的にも精神的にもハードな分野です。

 

そして、他には顧客のフォローや営業を専門で行う担当者も数名います。

これだけの数の顧客の許可の管理をしようと思えば、データベースが必須になります。

しかし、当然のことながら、何千の許可を管理できるような市販ソフトはありません。

なにしろ、こんなことやってる事務所が、当事務所以外にほとんど存在しないのですから。

 

ということで、当事務所では、顧客の管理のためのデータベースを自前で作っています。

データベースの作成、管理、顧客のフォローも含めて、こちらの担当が行っています。

また、書類作成の担当者が使いやすいツールの開発なども、同時に行っています。

 

沢山の産業廃棄物処理業の手続きを受注いただき、

大量の案件をこなしていく中で、様々な方法で業務を効率化していき、

結果的に良質なサービスを安価に市場に提供していくことを目指しています。

そのためには、組織として事務所を動かしていくことが大事で、

一人でも多くの従業員が必要になってきます。

 

現状の当事務所の力量では、11人という数字が収益ベースで限界ではありますが、

今後も顧客サービスの向上につながる限りでの規模拡大を目指していきます。

行政書士一人事務所で、顧客価値の実現なんて、私は不可能だと信じてます。

分業の中に、顧客価値を実現させていきたいです。

 

(河野)