今日は三重県。

産業廃棄物収集運搬業許可申請のために来ました。

 

三重県というのは、大阪と名古屋の中間にあり、大阪と名古屋という2つの産業廃棄物排出大国からの産業廃棄物を多く受け入れているそうです。

以前、三重県庁の廃棄物リサイクル課の方から、産業廃棄物を他県で多く受け入れているからこそ、行政の指導はしっかりしていると伺ったことがあります。

三重県にも私は数多くの産廃業許可申請申請を出して、産廃業許可申請を取得したことがありますが、三重県の審査は結構細かいイメージを持ってました。

 

なおかつ、申請先は県内10箇所に分かれています。

これも、書類の作りにくさの理由。

三重県の規模で、産廃業許可申請書の受付窓口が10に分散されると、申請者はなかなか大変になります。

東京都や大阪府と真逆の状態です。

 

数年前まで、三重県からの産廃業許可申請の依頼が多いなと不思議に思ってました。

人口規模に対して、廃棄物処理業が盛んであり、なおかつ申請先が細分化されてノウハウが蓄積しにくい。

結果として三重県からの依頼が多くなるのでしょう。

 

当事務所が三重県の県庁を除く申請を受任したときは、三重県内の滞在時間をたっぷり取るようにしています。

書類の訂正時間の確保のためです。

それと、三重県は遠いからと楽して電車で産廃業許可申請に来たらダメですね。

申請時の機動力確保のために車で来ないと、現地で役所回ったり、会社回ったりができません。

形式審査の対応には機動力は不要ですが、実質審査に踏み込まれると機動力が大事。

 

三重県は産業廃棄物処理業の許可申請は結構大変ですが、食べ物はとても美味しいところです。

温泉も最高。

出張で来るには、一番好きな場所かも。

 

(河野)