出張先の郡山駅から福島県内の申請先を回るためにレンタカーを借りたら、

年末年始の割増料金が発生しました。

すっかり年の瀬で、私は今回の福島出張を終えると、

今年の出張も、千葉県と山口県を残すのみとなりました。

 

今年は、たくさんの産廃業許可申請のご依頼を、このWEBサイトからいただきました。

産廃業許可申請の中でも、中間処理業の新規許可申請がかなり多かったです。

 

2003年の行政書士事務所開業以来、そして2008年の産廃業特化以来、

一番多く仕事を受注した年となりました。

その中でも、中間処理業というのはなかなか手続きが重く、

時間もかかるもので、こういった難解な案件をお任せいただくことは、

行政書士という職業冥利に尽きます。

中間処理業許可申請のご依頼のほとんどは、このWEBサイトから。

あらためて、インターネットの無限の可能性を目の当たりにいたしました。

我々の仕事も、お客さまあっての事ですから。

 

ところで、なぜ中間処理のご相談は、インターネット経由が多いのでしょうか?

私は、インターネットで売れる商品やサービスには、2種類あると思っています。

一つ目は、どこにでも売っているもの。

どこにでも売っているものをネット検索する理由はただ一つ。

どこよりも安くその商品を購入するため、です。

 

インターネットで売れる、もうひとつの商品やサービス。

それは、どこに売ってるのかが分からないものではないかと思います。

中間処理業許可申請手続の代行は、まさしくどこに売っているのかが分からないサービスなのです。

「中間処理業許可を取得したいから、顧問税理士に相談してみた」

「中間処理業許可を取得したいから、建設業を頼んでる行政書士に相談してみた」

こういう話をよく聞きますが、ほとんどの税理士・行政書士が、中間処理になるとお手上げでしょう。

 

なので、申請を考えている企業は、誰か代行してそうな行政書士を検索するわけです。

検索にヒットした行政書士事務所が近所にあればなによりですが、

中間処理業許可申請に精通した行政書士事務所なんて、

たぶん日本中に数えるほどしかないと思います。

 

そういった事情で、全国対応していて、なおかつ中間処理業を数多く手がけている当事務所が、

インターネット上で選んでいただけているんではないかと思ってます。

もっとも、中間処理くらいになると、

行政書士の選定は、ネット上の情報を鵜呑みにするだけではダメでしょう。

インターネットというのは、自分で名乗ったら専門家になれてしまうという世界でもありますから。

 

ぜひ事務所へ電話でお問い合わせいただき、

私どもにお会いさせていただく機会も作ってもらえれば幸いです。

 

そういえば先ほど、インターネットで売れるものには二つあると書きました。

中間処理業許可申請手続代行のような、どこに売ってっるのかがよくわからないものは、

インターネットで探す=探してもらうのが最適と書きました。

もうひとつ、どこにでも売っているけれど一番安いものを探すためにも、

インターネットは便利なものです。

私には、この分野に進出する勇気はまだないので、当事務所の料金はWEB上には掲載していません。

電話問い合わせであれば、見積もりにいたしますのでそこはご安心ください。

 

今年たくさん受注した中間処理業ですが、

まだまだ手続きが完了せず来年に繰り越しの案件がたくさんございます。

中間処理業の許可申請というのは、1年越し、あるいはそれ以上の期間を費やすものです。

一度受注をすると、許可が出るまで何度もその土地に通うことになります。

1年かけてその土地に通うと、行きつけの店もできたりで、なんとなくその土地に愛情も湧くもの。

毎回、長い勝負になりますが、許可が下りた時の達成感は格別な仕事でもあります。

 

(河野)