五島保健所

2016年2月

今日は、離島の産業廃棄物収集運搬業許可申請に来ています。

長崎県の五島列島。

長崎県の産廃業許可申請は各地で何度も経験していますが、

五島は初めて。

島原に行ったときも独特な雰囲気で旅行気分を楽しめましたが、

五島となるとさらに観光感満載。

離島の廃棄物処理は、色々独特な問題があります。

ここには書けないような弾力的な運用も、何度も目にしてきました。

鯖寿司

最初耳にした時は、「そんなことがあるのか!」と衝撃でした。

人口100人ほどの小さな離島でしたが、その島の廃棄物処理方法はとても特殊でした。

法律を杓子定規に適用してしまうと、

人口100人の離島では生活が成り立たなくなってしまうのでしょう。

小さな離島でも、産業廃棄物も一般廃棄物も発生します。

島内に処分場はないでしょうから、島外へ廃棄物を持ち出す必要があります。

鯖寿司断面

あまり具体的に書くのもどうかと思うので書きませんが、とても難しい問題です。

今回訪問した五島は、そんな島よりちょと大きな離島。

人口も数万人いますので、島内に廃棄物の処分場もあります。

とはいえ、収集運搬で取り扱う産業廃棄物はいかにも離島らしいものでした。

五島の滞在時間はわずか1時間45分。

その間にどうしても食べたかったのが、五島鯖。

旨いのは知ってましたが、時間がないとタクシー内で嘆いていると、

運転手が教えてくれました。

五島鯖の酢〆の巻きずし。

断面をみてもらえば、如何に立派な鯖であるかが伝わるはず。

日本全国に出張して産廃の許可申請を代行するときの醍醐味は、

地のうまいもんを食べること。

 

(河野)