産廃業者の皆様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの鈴川です。

今回は、「退職金の積み立て」というテーマでお伝えします。

産廃業者の皆様も、一度は生命保険の営業マンからこんな提案を受けたことがあるのではないでしょうか。
「社長、生命保険を使って退職金を積み立てましょう!」

ところが、特に若い社長さんの場合、だいぶ先の退職金を今から積み立てるよりも、役員報酬を増額して今すぐ使いたいと考えるのではないでしょうか。
そのお気持ちはお察ししますが、ファイナンシャルプランナーとして、その方法はお勧めできません。
なぜなら、役員報酬を増額すると、高額の所得税がかかるからです。
これに対し、退職金の税制は大変優遇されているため、退職金として受け取る方が手取り額が多くなります。
経営者の方は、会社のお金をいかにして個人に移すかということを日々考えておられると思います。
その方法として、最も効果的なのが、実は退職金として受け取るということなのです。

では、生命保険で退職金を積み立てると、どんなメリットがあるのでしょうか。
退職金を積み立てるのに生命保険を使わなくても、会社の銀行口座に積み立てていく方法でももちろん構わないわけです。
ですが、会社の口座は日々さまざまなお金の出入りがありますし、会社の運転資金が不足した際に、積立金を使ってしまうかもしれません。
そこで、社外に生命保険で退職金を準備することで、独立した積立金を作るのがお勧めということになります。

また、生命保険の保険料の一部(多くの場合は半分)は、損金(経費)として処理できます。
つまり、経費として算入した分だけ、法人税が安くなるということです。
積み立てをしながら節税までできる方法なんて、生命保険以外にはなかなかありませんよね。

以上をまとめると、以下のようになります。
①退職金を受け取るということは、会社のお金を有利な税制で社長個人に移転するということです。
②退職金の積み立て方法としては、生命保険を利用するのが効果的です。

では、また次回もお楽しみに。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!