産廃業者の皆様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの鈴川です。

今回のテーマは、「生命保険の受取人」です。

先日、ある産廃業者の社長さんから、コラム読んでるよって言っていただきました。
嬉しかったです!
やはり、こちらから一方的に情報を発信するだけでなく、読者の側からの反応があると、やる気が出ますね!

さて、その社長から、前回のコラムで書いた内容についてご質問をいただきました。
前回、相続人以外の人を生命保険の受取人にすれば、その保険金は相続財産ではないので、他の相続人から文句を言われることはないとお伝えしました。
そこで、愛人を受取人にすれば、愛人に財産をあげられるのか?と質問を受けたのです。

たしかに、このコラムのタイトルは「社長の夢を叶えます」となってますので、愛人を囲うのが夢だという社長さんのご期待に応えたい気持ちはあります!

しかし、実は生命保険の受取人は、誰でも好きな人を指定できるわけではなく、基本的には配偶者または2親等内の血族(祖父母・兄弟姉妹・子・孫など)に限られるのです。
これは、アカの他人を受取人にできるとすると、保険金目当ての殺人事件などを誘発する恐れがあるという理由からです。

最近では、内縁関係にある男女が増えてきたこともあり、「3年以上同居の関係があり生計を一にしている」などの要件に当てはまれば、内縁の相手を受取人に指定できるとする保険会社が多くなりました。
また、同性のカップルの間でパートナーを受取人にできるとした保険会社も出てきました。
ですが、これらはまだ例外的な扱いにすぎません。

ということで、残念ながら社長の愛人を受取人に指定することは、現状では難しいと言えます。

このような場合には、遺言書によって愛人に財産をあげる(遺贈する)方法があります。
ただし、遺言書によってあげる財産は、遺産の一部ですから、他の相続人から文句を言われる可能性は高いでしょう。
つまり、相続人から遺留分を請求されることになります。
ですので、いくら愛人がかわいいからと言って、財産を全て愛人に相続させるというような遺言を書いてしまうと、相続人との間で揉め事が起きますので、ご注意ください!

では、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。