今月は、産廃の処分場の新設の相談をたくさんいただきました。

産廃の処分場には、中間処理場と最終処分場があります。

これらの事業を行うには、産廃業許可申請の中でも最難関と言われる

産業廃棄物処分業許可申請をしなければなりません。

 

この処分業の許可申請は、多くの企業でとても苦労されています。

何しろ、1社で何件も処分業の許可を申請するような企業は稀です。

処分業許可申請のノウハウが蓄積することは、ありません。

そこで、行政書士に処分業の許可申請手続を依頼すると、

「処分業の許可申請は無理だ」

と断られるケースがほとんどだと思います。

 

手続きが長期間に及び、考慮、調査しなければならない関係法令が数十という数になります。

こんな面倒な手続きを継続して受任できる行政書士事務所は、その地域にはほとんどありません。

なので、当事務所では日本全国の処分場に足を運んでいます。

中間処理や最終処分の許可が必要な企業は、全国どこにあろうと伺います。

 

行政書士事務所の経営的な話をすると、

処分業許可申請は、手がける行政書士が皆無なので、

競争がない市場=ブルーオーシャンだと思っています。

この分野、競争がない市場でありながら、競合他社は容易に参入できません。

私は行政書士という職業、商売を選びましたが、

処分業のご依頼をいただくことは、経営者としてとてもうれしく幸せなことだと思っています。

 

一度処分業のお仕事をいただきましたら、1年以上の期間、当地へ通い続けることになります。

毎回恒例の旨い物を食べたり、行きつけの飲み屋を探したり、

それがまた、楽しみでです。

 

(河野)