今年の4月はあまりにも申請件数が多くて、事務所にいる時間がとても少ないです。

大阪府に産業廃棄物収集運搬業の許可申請をしたのち、大阪南港よりフェリーで九州に入港。

そこからは怒涛の許可申請ラッシュです。

車のトランクの中は申請書類で埋め尽くされました。

 

特に、宮崎県、鹿児島県に出す書類は、依頼から3営業日で仕上げました。

依頼は、関東近辺の会社からでした。

こういう特急依頼も混載で、気がついたら出張先での仕事が増えていったイメージです。

 

熊本から阿蘇を抜けて大分に入るルートや、鹿児島から志布志に向かうルートなど、九州の自然の美しさに感動。

産業廃棄物というのは、全国で排出され、それがいろんなルートを経由して、取集運搬、中間処理、最終処分されます。

この仕事を行政書士としてしながら、はじめて知った事でした。

産業廃棄物は、世間の想像以上の長旅をします。

その産業廃棄物のルートに合わせるかたちで、私も長旅をしています。

産業廃棄物処理業の許可は、都道府県または政令市単位で必要になります。

収集運搬業一つとっても、排出場所と受け入れ場所でそれぞれの許可が必要になります。

 

「大臣許可みたいなのはないのか?」と聞かれると、私の関わった限りは広域認定制度くらいしか浮かびません。

 

(河野)