これから半年ほど、広島の大手家電量販店の下請けのエアコン取付業者の産廃業許可の更新が続きます。
家電量販店のサービスセンターからの指示で、5年前に一斉に許可を取得した工事業者。
5年たったので、今度は一斉に許可更新です。
5年前の新規も、全てうちでやったのでなかなか大変でしたが、
現在の当事務所の申請件数は5年前よりもずっと多いので、
そこにこのラッシュが重なると、本当に大変です。
さらに一般廃棄物の許可更新の時期も重なり、とても忙しい月になりました。
地元の広島に限らず、家電量販店の工事業者の許可申請は、
日本中で経験しています。
付随して、電気工事業登録や建設業許可申請も数多く代行しています。
エアコンの取付に、なぜ産廃業の許可が要るのかを理解してもらうところからの行政書士が多い中で、
当事務所はご事情をとてもよく把握しているので、
きっと話が早いと思います。
なお、この5年の間に、下請業者から独立される方も結構みてきました。
独立の際に産廃業の許可を新規で取得する手続きには、以下の注意が必要になります。
まず、家電量販店の下請工事業者として独立される場合、
現在お使いの車両(ハイエースが多いと思います)が、独立元の産廃業許可の中に登録されていると思います。
この車両が独立元に登録されたままの状態で、新規の許可申請を行えば、
新規許可申請は車輌の二重登録としてはねられてしまいます。
そこで、まずは独立元に車両を減車する変更届を提出しないといけません。
その後、新規の許可申請を行うということになります。
気を付けないといけないのは、上記手続きを踏むと、
新規許可が出るまでの間、申請中の車両では産廃の収集運搬業を営むことができません。
それでは困る、という場合は、当事務所ではさらに別の手を使うことがあります。
エアコン工事をしていると、忙しい時期と暇な時期の差が激しいと思います。
少し暖かくなって、お時間あるときに、ぜひ許可更新のご準備を進めていただければと思います。
(河野)