産廃講習の修了試験に落ちた場合の流れ

※本記事は、2015年8月10日の記事を最新情報を基に2017年3月21日に更新したものです

私のブログを読んでくれている方の中には、

産業廃棄物処理業許可申請に関する講習会で検索していただく方が多いようです。

皆さん、産廃講習と試験のことは気になるようです。

 

講習会の最後には、廃棄物処理に関する専門知識などが出題される修了試験があります。

もしも修了試験に落ちてしまったらどうなるのか?

みなさん気になるようです。

今回は、「修了試験に落ちたらどうなるのか?」について書いてみます。

この記事の目次

  1. 産廃講習会の試験に落ちたら再試験のチャンスを2度与えられる
  2. 産廃講習会に確実に合格するための対策と難関科目
  3. 産廃講習会の再試験は2回までで3回目の再試験はない
  4. 更新申請を控えた産廃講習会は不合格になるわけにはいかない
  5. 産廃講習会に確実に合格するための対策と難関科目
  6. 産廃講習会対策オリジナルテキスト
  7. 講習会試験対策ページ

 

産廃講習会の試験に落ちたら再試験のチャンスを2度与えられる

 

試験に落ちた場合、再試験を受験するチャンスが2回与えられます。

1回目の試験では、講習会の修了と同時に試験なので、復習ができません。

しかし、2回目ならば、テキストをしっかり読み込んで、

2回目の修了試験を受験することができます。

 

産廃講習会の再試験は2回までで3回目の再試験はない

なお、2回目の修了試験(1回目の再試験)に落ちたら、

3回目の修了試験(2回目の再試験)を再々受験することが可能ですが、

3回目の修了試験に落ちたら、4回目の再々々試験(3回目の再試験)は受験できません。

 

一度の産廃講習会で3回の終了試験のチャンスが与えられており、

3回目に落ちると、講習会から再受講になります。

講習会再受講の場合も、同様に3回の修了試験を受験することができます。

 

更新申請を控えた産廃講習会は不合格になるわけにはいかない

修了試験に落ちて困るのは、特に更新の場合です。

更新の試験に落ちたまま許可期限到来となると、

更新の許可申請が出せず、産廃の許可が切れてしまいます。

また、再度新規の更新を受講し、新規の許可申請が必要になります。

 

産廃講習会に確実に合格するための対策と難関科目

試験に確実に合格するにはどうしたらよいのか。

産廃講習を受講する方は、試験慣れしていない方も多いので、不安になると思います。

まず、安心していただきたいのは、普通産廃の収集運搬課程は、合格率はかなり高いです。

実務を知らない社長の奥さんなども、合格します。

 

一方で、残念ながら、不合格者も出ます。

実際に受講した私の予想では、「行政概論」という科目でみなさん苦しまれていると思います。

行政概論が、一番の難関科目かつ重要科目と捉えて、間違いないでしょう。

 

産廃講習会対策オリジナルテキスト

産廃講習会対策オリジナルテキストを作成し、一般向けに無料公開しました

講習会テキストは分厚いですが、

当事務所では、この中から行政概論の重要事項のみを解説したオリジナル・テキストを作成しました。

A4で5枚にまとめられた本テキストは、産廃の講習会の修了試験合格に大いに役立ちました。

 

実際に、本テキストを丸暗記するだけで、沢山の方に合格していただきました。

しかし、本テキストはあまりに丸暗記に走りすぎているということもあり、

2017年3月より、本テキストの配布を、

当事務所で手続きをご依頼いただいている顧客に限定させていただくこととなりました。

 

講習会試験対策ページ

現在、もっと骨太で、廃掃法や講習会の内容のことが理解できる試験対策ページを作成しています。

本ページを読み込むだけで、講習会修了試験に合格できる水準のものであり、

廃棄物処理業に携わる従業員や、産廃業許可申請に関わる行政書士にも読んでいただきたい内容に仕上げています。

 

講習会対策テキストのような、丸暗記に頼るものではなく、

読むだけで講習会の重要知識が身につきますので、

講習会に向けての予習にも最適なものになるでしょう。

 

【参考記事】

産廃講習不合格後の流れと合格基準、再試験について

 

(河野)

 

詳しくはコチラ:産廃業講習会修了試験対策テキスト無料進呈中