今日は朝から栃木県内の一般廃棄物の処分場を車で回っています。
高速道路を走っていたり、新幹線に乗っていたりして、車窓の景色の中でも特に目に入ってくるもの。
それが、全国のクリーンセンターの煙突付の建物です。
独特なので、すぐに見つける事ができます。
クリーンセンターに廃棄物を持ち込む事ができるのは、一般市民と一般廃棄物収集運搬業許可業者です。
しかし、一般人にとっては、廃棄物は市の指定する曜日に指定された方法でごみ捨て場に捨てる事ばかりで、
クリーンセンターは縁遠い場所なのではないでしょうか。
当事務所の職員は、廃棄物処理に関する手続きを毎日毎日やってます。
毎日毎日、莫大な書類を見てますので、書類作成においては間違いなくプロです。
しかし、気をつけないといけないのが、書類ばかり見てると、
現場の事が目に入らなくなってしまう事です。
これは、許可申請書類を受理する窓口の公務員にも言える事かもしれませんが、
書類が実務を無視して観念の中で一人歩きしていく感じ。
私自身は、産業廃棄物も一般廃棄物も、この目で見る機会が非常に多いです。
何しろ、廃棄物の処分場や積替保管施設にいつも出入りしていますので。
しかし、事務所の職員はなかなかそうもいかないところです。
そこで、当事務所では、職員にクリーンセンターの見学を義務付けてます。
幸いな事に、日本中の多くのクリーンセンターが一般人の見学を受け付けています。
大人の社会見学といった雰囲気。
私も、日本中、全国各地のクリーンセンターに出向いて見学しています。
自治体の一般廃棄物処理業の許可制度の違いは、出入りする業者の車両に反映されます。
処分場は、産業廃棄物、一般廃棄物を問わず、訪問する度に何か新たな発見があります。
(河野)