「次の出張は、愛知県・岐阜県ですよ」と、事務所スタッフより声をかけられました。

愛知県、岐阜県だけで近々、産業廃棄物収集運搬業と、一般廃棄物収集運搬業の許可申請が固まっています。

 

2008年以降の6年間、私が最も出張に行ったのが、愛知県、岐阜県でした。

宿泊先は、名古屋市役所や愛知県庁、産廃許可の申請先の尾張県民事務所のすぐ近所です。

産廃の許可申請が終わると、錦の街を散策するのも、この6年間の行動パターンでした。

すっかり、名古屋に慣れてしまい、産廃の申請で関東から名古屋に入るととても落ち着きます。

 

岐阜市で宿泊することもときどきあります。

岐阜市は、名古屋市に比べるとこじんまりとした街ですが、夜の岐阜はなかなか楽しい。

まだ明るいうちから、居酒屋の店の外にまでテーブルがはみ出したようなところで、

みんなが陽気に飲んでいるイメージです。

私は、岐阜に来たら明方ハムを必ず食べることにしています。

明宝ハムってのもあって、違いは忘れました・・・

産廃の申請の数だけ食べるハム。

もちろん、愛知県も岐阜県も、名古屋市、岐阜市以外にも何カ所も産廃業許可の申請先はあります。

そのすべてに私は産廃の許可申請に行ったことがあります。

 

愛知県、岐阜県の産業廃棄物収集運搬業における最初の注意点は、財務状況です。

複雑に絡む要件のいずれかに当てはまれば、産廃業許可申請に中小企業診断士の作る経営診断書を添付する必要がでてきます。

中小企業診断士の経営診断書は、新規申請でも更新申請でも求められます。

当事務所では、産廃業許可申請の依頼をいただいた段階でまず、

会社の貸借対照表、損益計算書を3年分チェックしています。

個人の場合は、3年分の所得税の納税状況をお尋ねしています。

開業から3年を経過していない状態で産廃許可を申請する場合は、高い確率で中小企業診断士の経営診断書が必要になります。

なお、愛知県と岐阜県では、産廃業許可における経営診断書の要否の要件は違います。

 

それから、愛知県、岐阜県は産業廃棄物講習会修了証の原本提示を求めていましたが、

2014年に岐阜県に申請した際には、修了証原本提示は不要になったと言われました。

愛知県は現在も修了証原本提示を求めているようです。

 

以上、愛知県、岐阜県の注意点でした。

 

 

(河野)